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「2024年 仕事面白いね!いい会社だね!と言い合える組織へ」

2024年も明け、1ヶ月が経とうとしています。

どのような1ヶ月をお過ごしになられたでしょうか。

 

「一年の計は元旦にあり」

という言葉もありますが、

この1ヶ月間をどう過ごしたのか、

の連続がこの一年どのように過ごしたのか、

ということに繋がるようで、、

自戒を込めて、どのようにこの1ヶ月を過ごしたのか

内省したいものです。

 

 

 

さて、年内最初のコラムは

「仕事面白いね!いい会社だね!と言い合える組織へ」

と題して、自分の経験を思い出しながら

組織内の相互認知の話をしたいと思います。

 

今僕は愛知県豊田市で人事のコンサルティングをなりわいにしています。

元々メーカーで営業をしていて、、

ある出来事で「組織と人の面白さ」を感じて、

人事のコンサルティングの世界に入りました。

今日お話しするのは、

メーカーを辞めて転職した1社目の人事コンサルの会社の時のことです。

 

 

その会社は、今ではあり得ませんが、、

本当に夜遅くまで働きました。タクシーで家に帰るというものザラでした。

土日も自主的に会社に行って仕事をしてました。

(ある土曜日、今日は平日なのか?って勘違いするぐらい人がいた時もありました)

はたから見ると、または今の時代から考えると

ブラック企業に見えるだろうし、事実そういう側面があったのは否定できません。

 

でも、楽しかった!!

本当に本当に楽しかった。

毎日毎日仕事に追われ、まるで合宿所にずっといたようなそんな時間でした。

(結局6年間在籍しました)

 

それは4年目ぐらいの時のことでしょうか。

時間は深夜1時です。

広いオフィスには僕と、そして背中合わせにかなり歳上だけど同期入社のNさんと

二人きりでした。

その会社は東京の主要駅の少しはずれ、、脇に高速道路が通っていて、、

静寂の中に時折、車の音がしてましたがシーンとする誰もいないオフィスに

カタカタとタイピングを打つ音だけが響いてました。

 

ふと、後のNさんが僕につぶやくように言いました。

「松本さん、、、、仕事って面白いね~」と。。

 

今の時代感覚から言えば、

深夜1時過ぎ、朝からずっと働いてこんな時間まで残業をしている状況で、

この会話は空恐ろしい会話に聞こえるかもしれません。

僕たちは何か錯覚しているのか、麻痺しているのか、、よくわかりません。

 

だけど、Nさんが僕に言った後に、、

「本当にそうですね、仕事って面白いですね~」

という言葉がすかさずに口から出ました。

 

Nさんはもう覚えていないかもしれないけど、

その時こそ僕がこの仕事を一生の仕事に定めた時なのかもしれません。

 

先ほども言った通り、今考えると異常だし、今は許容し得ない部分も多くあります。

ただ、僕とNさんが「この仕事楽しいね!!」と相互に認知したこの瞬間こそが

仕事や組織の根底にある、本当に大事なことに触れたような気がしてなりません。

 

この相互に認知する「この仕事楽しい!」が

どんな大変な時、

どんな辛い時にあっても

顧客を喜ばせ、

社員を成長させ、

組織を飛躍させます。

 

翻って、あなたの組織で

このような会話なり、このような相互認知、共感が起きているでしょうか?

社員が、

この仕事楽しい!

と思っているでしょうか?

それを職場の仲間に話しているでしょうか?

 

そして、私たちの会社っていい会社だね!

と思っているでしょうか?

それを職場の仲間に話しているでしょうか?

 

人生は一回きりです。

仕事だけが人生ではないし、

そうあるべきではないと思います。

しかし、それでも

仕事が

ある人を喜ばせたり、

社会を豊かにしたりします。

 

そんな素晴らしい仕事が、素晴らしくあるために、

あなたの会社で

「仕事って楽しい!」

「いい会社だね!」

と思うこと、心から言い合えることって

必要なことだと思います。

 

失われた20年を過ぎ、

失われた30年にならんとしている今こそ、

本来楽しく、素晴らしいはずの仕事を

人事の力で本来の姿にしていきたいですね

 

2024年1月29日

 

写真は、年始に行った熱海から望む相模湾に浮かぶ初島です。

 

筆:松本宜大