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今、人事として 〜ずっと続く世界の中で

あけまして、おめでとうございます。

今年も宜しくお願いします。

 

1月7日、新型コロナウィルスに伴う緊急事態宣言の発出がされました。

1ヶ月ほどの忍耐を必要とされると思いますが、

2月以降もこのような非常事態は続くものと思われます。

個人や社会だけでなく、企業経営も大きな影響を受けることは必至で、

その中で人事は何をするべきなのでしょうか。

 

よく

「以前のように・・・」

「普通に戻れば・・・」

「コロナが終息したら・・・」

という言い方がされますが、個人的には違和感を持っています。

もちろん、そうなってくれる事を切に願いますが、

現在の状況を見て、「我々が思っている”普通の日常”」に戻ることはないと思います。

 

 

 

少し前まで、会社に通勤し職場に”いる”ことで、

本心では組織や職場、仕事に対するコミットメントがあまり無かったとしても

「組織に所属した気になる」

「仕事をした気になる」

といった錯覚をもてました。

しかし、(完全か、一部かはさておき)オンライン、リモートワークの中で進む中で、

自然と

「あなたは何がしたいのか?」

「人生を賭けるだけの価値があるのか?」

という個人に対する問いとともに、

組織においても

「あなたの組織は何をしたいのか?」

「社会や個人に対してどんな価値を提供しているのか?」

という問いが惹起されるに違いありません。

 

その中で、人事は何をするべきなのでしょうか。

全国に何千人いるかわかりませんが、

組織にとって死活的テーマである「ヒト」に関わる皆さんに

自問自答、他問自答が求められています。

 

暗いニュースばかりが続きますが、世界は続きます。

人は生き、企業も生き残らなくてはなりません。

今こそ「人間の可能性」や「動機」「心から願うありたい姿」と向き合うべき時かもしれません。

人事もあらゆる施策を考える際に、その問いを念頭におきながら、

全智を尽くすべきではないでしょうか。

カタドリは、企業人事や経営者の皆さんともに共に考え、共に創りあげていく所存です。 

単なる夢物語ではなく、

社会や顧客への価値提供や顧客満足、その対価としての売り上げや利益について

一人一人のメンバーに正面から向き合い、深慮遠謀を行い、

本当に創り上げたいリアルストーリーを紡ぎ、

社会や組織を次世代に引き継ぐ、素晴らしい営みを(厳しい環境下ではありますが)

一歩一歩確実に歩んでいくこと。

それがこの社会にあまねく、1社でも多くの会社で実現されることを

心から願っています。 

 

毎年、カタドリは様々なセミナーを開催しています。

今年最初のセミナーは

「守りの人事から攻めの人事へ」と題して、

広島の成長企業の人事をお招きして、オンラインセミナーを行います。

その方は、単なる人事という枠を超えて、

☆人事部からリストラ社員を出さないために、

ルーティンワークをビジネス化して年間800万円の利益創出

☆インドネシア法人の人事制度構築。初めての海外進出。

☆自社の外国人採用のノウハウをビジネス化。

外国人の人材紹介事業を立ち上げる。

など、様々なご経験をお持ちです。

 

「人事」という仕事を

単に「人に関する業務」と捉えるだけでなく、

「事業」や「利益」に拘ること。

そんな事をこのセミナーで気づくことができます。 

下記URLからお申し込みください。

https://catadorigennama1116.peatix.com/

皆様のご参加お待ちしております。

 

今年も組織にとっても、そこで働く人にとっても、

昨年同様に苦しい時期が続くかもしれませんが、

カタドリは「強い組織のための人づくり」のお手伝いをさせて頂きます。

どうか、ご愛顧のほど宜しくお願い致します。

 

株式会社カタドリ

専務取締役 松本宜大